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絵本:レオ・レオニ「スイミーちいさなかしこいさかなのはなし」

レオ・レオニ「スイミーちいさなかしこいさかなのはなし」
谷川俊太郎(訳)


小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんながおおきな魚にのまれ、ひとりぼっちに。
海を旅するうちに、さまざまなすばらしいものを見ます。
そして、再び、大きな魚に出会いますが…。
世界中で翻訳され、日本でもロングセラーを記録しているレオ・レオニの代表作です。

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

小学校の教科書に出てきた、スイミー。

淡くやさしい色使いの絵と、谷川俊太郎さんの、翻訳とは思えない自然で美しい文章。
名作です。

読む年齢やそのときの環境によって感じ方がかわってくる一冊。
20年近くぶりに読んで、小学生のときとは違ったメッセージを受け取ったような気がします。

Leo Lionni「Swimmy」(英語版)

Swimmy

読み比べてみると、また新たな発見があります。

絵本:スーザン・バーレイ「わすれられないおくりもの」

スーザン・バーレイ(著)小川仁央(翻訳)「わすれられないおくりもの」

水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。
イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

この絵本は小学校六年生のときに所属していた図工クラブの先生にプレゼントされました。
卒業を間近に控え、卒業制作である油絵を描き上げるのに手間取っていた私を先生はだまって見守って下さいました。
卒業式の次の日、ようやく描き上がった油絵を見て先生は、
「よくあきらめず仕上げたね。小学校生活の集大成としてこの絵はあなたにとってすごく意味のある一枚になったはずだよ」
と言いながら、この本をお祝いに下さいました。

この絵本は、
みんなに愛されたアナグマが亡くなっても彼の遺した知恵はみんなに共有され、生き続けていく。
というお話ですが、私はこの本を読み返すたびに先生の与えてくれたやさしさを思い出します。

私が美大を目指すきっかけにもなった思い出です。

今回は通販で買ったものではないですが・・・、
スーザン・バーレイ「わすれられないおくりもの」オススメです。

絵本:岸田衿子「ソナチネの木 」

岸田衿子・安野光雅(え)「ソナチネの木」

草が枯れるのは
大地に別れたのではなく
めぐる季節に やさしかっただけ
つぎの季節と むすばれただけ

ソナチネの木

とても美しい本。

人生に迷っていた19歳の夏、この本を友達からプレゼントされました。
ページをめくる度に、やさしい詩と幻想的な絵が心に沁みわたり、気持ちがおだやかになっていくのを感じました。

著者の岸田衿子さんは詩人。
女優の岸田今日子の姉で、元夫は谷川俊太郎、田村隆一というなんともすばらしい人。

大切な友達にはこの本をプレゼントしています。

岸田衿子「ソナチネの木」オススメ!

絵本:ドナルド・エリオット「カエルのバレエ入門」

「カエルのバレエ入門」
ドナルド・エリオット(文)クリントン・アロウッド(絵)蘆原英了 薄井憲二(訳)


目次
はじがき
はじめに
第1部 ポジションと動き
 五つの基本ポジション
 バーおよびセンターでおこなうポーズとパ
 パ・ド・ドゥ
第2部 カエルのバレエ団
 終幕のあいさつ—ブラヴォー!
 プリマ・バレリーナ
ちょっとまじめな解説

カエルのバレエ入門―絵本

これは大人のための絵本!

ながらく絶版になっていましたが、いつの間にか復刊していました。

カエルたちがバレエの基本のポーズから、バレエの歴史、鑑賞の仕方を紹介してくれます。
プリエ、パ・ド・シャ、アラベスクなど、ひとつひとつのポーズを個性的な衣装をまとったカエルが表現しながら解説。

バレエが好きな人にとっては、あらためてバレエを好きになる要素がたくさんあり、バレエを知らない人にとっても、驚きをもって楽しく知識をえられる、参考書ともいえる絵本です。

何といっても、カエルの絵がスバラシイ。

バレエの優雅さ、滑稽さをカエルたちが表情豊かに表現しています。

ドナルド・エリオット「カエルのバレエ入門」、オススメです。

絵本:なばたとしたか「こびとづかん」

なばたとしたか「こびとづかん」

ある朝、草むらの中から飼い犬のガルシアが変なものを見つけてきた。
ヘビの抜け殻みたいな、まるで小さな全身タイツのようなもの…。
じぃじがからかりたこびとづかんを頼りに、少年が好奇心と命の大切さを学ぶ衝撃のデビュー作。

こびとづかん (cub label)

大人も子供も思わず「クスッ」と笑ってしまうシュールな絵本。
とてもキモカワイイこびとたち。
いろいろ疲れたときに見ると癒されます。

なんとも味のある登場人物(こびと)についてはこちらから。
http://www.kobito-dukan.com/index.htm

続編?の「みんなのこびと(絵本)」、こびと探しには欠かせない「こびと大百科(単行本)」。

みんなのこびと (cub label)こびと大百科―びっくり観察フィールドガイド

さらには、食玩こびとづかん ストラップ などなど、どんどんこびとが増殖中!