水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。
イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。

この絵本は小学校六年生のときに所属していた図工クラブの先生にプレゼントされました。
卒業を間近に控え、卒業制作である油絵を描き上げるのに手間取っていた私を先生はだまって見守って下さいました。
卒業式の次の日、ようやく描き上がった油絵を見て先生は、
「よくあきらめず仕上げたね。小学校生活の集大成としてこの絵はあなたにとってすごく意味のある一枚になったはずだよ」
と言いながら、この本をお祝いに下さいました。
この絵本は、
みんなに愛されたアナグマが亡くなっても彼の遺した知恵はみんなに共有され、生き続けていく。
というお話ですが、私はこの本を読み返すたびに先生の与えてくれたやさしさを思い出します。
私が美大を目指すきっかけにもなった思い出です。
今回は通販で買ったものではないですが・・・、
スーザン・バーレイ「わすれられないおくりもの」オススメです。