谷川俊太郎(訳)
小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんながおおきな魚にのまれ、ひとりぼっちに。
海を旅するうちに、さまざまなすばらしいものを見ます。
そして、再び、大きな魚に出会いますが…。
世界中で翻訳され、日本でもロングセラーを記録しているレオ・レオニの代表作です。
小学校の教科書に出てきた、スイミー。
淡くやさしい色使いの絵と、谷川俊太郎さんの、翻訳とは思えない自然で美しい文章。
名作です。
読む年齢やそのときの環境によって感じ方がかわってくる一冊。
20年近くぶりに読んで、小学生のときとは違ったメッセージを受け取ったような気がします。
Leo Lionni「Swimmy」(英語版)
読み比べてみると、また新たな発見があります。