1981年のパリデビュー以来、そのラディカルな姿勢で世界を当惑させ、熱狂させ続けていただけでなく、浮沈の激しいファッションビジネスにおいても稀有な達成を成し遂げているコムデギャルソン。
その揺るぎないクリエーションの核心に迫る。
最近は気になる号しか買わなくなった美術手帖。
この号のコムデギャルソン特集はよかったです。
これまでも川久保玲氏のインタビューや雑誌記事など、たくさん読んできましたが、一貫してブレがない。
すごいことだと思います。
以下、川久保玲氏の発言から引用です。
着る人が自由になって欲しいと。
そしてもっともっと考えて欲しい。
一つの方向に流されるのではなく、ファッションを広く眺めて、もっと自由に選んで楽しんでもらいたい。
もっとイージーになるかもしれませんね。
その逆はないと思います。
ファッションに限らずアートの世界もそう。
表現方法が相当に広がっていくと、どきどきする刺激が無くなっていくのではないですか?
これだけ情報が溢れているなかで、ショッキングなことはあまり見えにくくなってきているように思います。
NHKで放送された川久保玲氏の特集番組。
YouTube:世界は彼女の何を評価したのか —ファッションデザイナー川久保玲の挑戦—
インタビュー参考サイト
川久保玲(1992)i-D JAPAN 1992年4月号 - コムデギャルソン店舗マップ
コムデギャルソン 川久保玲のクリエーションとビジネス - 毎日jp
いい物は高いという価値観も・・・川久保玲 - asahi.com