絵本:岸田衿子「ソナチネの木 」

岸田衿子・安野光雅(え)「ソナチネの木」

草が枯れるのは
大地に別れたのではなく
めぐる季節に やさしかっただけ
つぎの季節と むすばれただけ

ソナチネの木

とても美しい本。

人生に迷っていた19歳の夏、この本を友達からプレゼントされました。
ページをめくる度に、やさしい詩と幻想的な絵が心に沁みわたり、気持ちがおだやかになっていくのを感じました。

著者の岸田衿子さんは詩人。
女優の岸田今日子の姉で、元夫は谷川俊太郎、田村隆一というなんともすばらしい人。

大切な友達にはこの本をプレゼントしています。

岸田衿子「ソナチネの木」オススメ!

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